北川進のプロフィールと年齢は？京都市出身の天才化学者！
ノーベル化学賞を受賞したことで一気に注目された北川進さん。
正直、「誰それ？」と思った方も多いのではないでしょうか。筆者も最初は「へえ、京大の人か」くらいの印象だったんですが、調べていくうちに…この人、すごすぎました。
北川進さんは1951年7月4日生まれの74歳。出身地は京都市下京区。もう、バリバリの京都ネイティブです。
「74歳でノーベル賞？こっちは週明けの出社すらギリギリなのに…」と思ったサラリーマンの方。安心してください、それ普通です。
ただ、北川さんは今もなお現役で京都大学の特別教授を務めながら、理事・副学長というおエラい肩書きまで背負ってるんですよ。しかも、研究の第一線にもがっつり残ってる。
年齢だけ見ると「引退してゆっくりしててもいいのでは」と思うけど、そんなそぶりは一切なし。知的好奇心って、年齢で衰えるものじゃないんだなと痛感しました。エンジニアとしては耳が痛い話でもあります。
ちなみに、京都市立塔南高校から京大工学部へ進学。その後は大学院も京大で、工学研究科の博士課程までストレート。生粋の「京大育ち」と言っても過言じゃありません。
それにしても、こういう“正統派ルート”を地道に突き詰めてきた人が、最後に世界で評価されるって…なんだか夢がありますよね。
北川進の経歴がすごい！京大教授までのキャリアと受賞歴
北川進さんのキャリアは、まさに「化学一筋」の王道コース。
研究者として、教授として、そして大学の経営陣として…その歩みにはブレがありません。
スタート地点は、近畿大学の理工学部で助手として研究キャリアをスタート。その後、講師、助教授を経て、1992年には東京都立大学で教授に。すでにこの時点で研究者として十分すぎる実績です。
でも、ここからがまたすごい。1998年、京都大学に凱旋する形で教授に就任。いわゆる“本丸復帰”ですね。そこからは怒涛の出世街道。
2013年には「物質−細胞統合システム拠点」の拠点長、2024年には京都大学の理事・副学長、そして2025年には総合研究推進本部長という、まさに“総本山の総指揮官”です。
この手の経歴って、たまに「名前だけポジション」みたいなケースもあるんですが、北川進さんの場合はガチで研究現場でもトップを張ってきたタイプ。実働系のエグゼクティブってやつです。
賞もとんでもない数を受賞しています。日本化学会賞、紫綬褒章、日本学士院賞など、日本国内の名だたる賞はほぼコンプリート。海外の賞もずらり。フンボルト賞やソルベイ賞など、世界でも評価されています。
個人的に感じるのは、こうした“着実すぎるキャリア”を持っている人って、周囲に媚びない分だけ信頼されやすいんですよね。現場主義で、なおかつ結果で語るタイプ。システム開発の現場でも、そういう人が最強だったりします。
では、そんな北川進さんは一体どんな研究でノーベル賞を受賞したのでしょうか？
ノーベル化学賞の受賞理由とは？どんな研究が評価されたのか
…って、急に専門用語出てきた感じですよね。正直、筆者も最初は「ポーセイ…なにそれ？」って感じでした（笑）。でも、ざっくり説明すると──
PCP（Porous Coordination Polymer）というのは、金属と有機物を組み合わせて作る“超ちっちゃいジャングルジム”みたいな構造の素材です。この素材、めちゃくちゃ細かい穴が空いていて、そこに特定の気体だけをピタッと吸着できる性質を持っています。
つまり、空気の中からCO₂だけを選んで吸い取ってくれるような“選別マン”みたいな役割を果たしてくれるんです。これ、脱炭素とか温暖化対策ではめちゃくちゃ重要。さらに、毒ガスの除去とか、食品保存、ガスセンサーなんかにも応用できる、まさに“化学界のマルチツール”。
この技術の応用範囲って、ITでいうならインフラの基盤になるようなもので、地味だけど超重要。地味すぎて目立たないけど、ないと困るやつ。そういう意味では、基幹システムを支えてるような研究だなと感じました。
共同受賞者には、イギリスやアメリカの研究者もいて、国際的なコラボレーションとしても高評価を得ています。
次は、そんな北川進さんのプライベート──気になる“家族のこと”にフォーカスしてみましょう。
北川進の家族構成は？結婚してる？子供は？
ここが一番気になっていた人、結構多いんじゃないでしょうか。
「この人、どんな家庭でこんな偉業を成し遂げたの？」と。
ですが結論から言うと、北川進さんの家族に関する詳細は公式には公表されていません。結婚しているのか、お子さんがいるのか──それすら謎です。
ただし、研究や教育の現場では、「穏やかでユーモアがあって、人間味のある先生」として知られているとの声もあります。たぶん、家庭でもその空気感は出ているんじゃないかなと勝手に想像してます（笑）。
筆者の勝手な分析ですが、こういう「ザ・研究職」な人って、仕事と私生活をいい意味で分けてるんですよね。家庭はあえて表に出さず、研究で語る。カッコいい生き方だと思います。
むしろ、家族の支えがあったからこそ、長年の研究に打ち込めたのでは？と思うと、裏側にある物語も気になります。
次は、そんな北川進さんの“ちょっと意外な一面”──趣味や人柄に迫ってみましょう！
北川進の趣味や性格は？天才教授の意外な一面も！
一流の研究者って、四六時中研究漬けのイメージありませんか？
でも北川進さん、実は“意外と人間味がある”一面を持っていることでも知られています。
趣味としては、美術鑑賞や読書が好きだそうです。化学というロジックの世界に生きていながら、アートや感性にも関心があるというのは、なんだかギャップ萌えですね。
また、性格的には柔らかくて人懐っこいタイプと評されることも。厳格な研究者というよりは、「楽しそうに話す、話しやすい教授」といった印象を持たれることが多いそうです。
筆者も以前、技術書を読み漁ってた時期に「この本、堅いけど、どっかに遊び心あるな」って感じることがあったんですが、たぶん北川進さんもそういうタイプ。研究にもどこか“遊び”を入れてくる余裕のある人なんだと思います。