親のSNSがTV演出以上に酷すぎる?視聴者からの怒りが噴出
ABCテレビは1月26日、23日に放送された『探偵!ナイトスクープ』の内容について再び公式声明を発表しました。
あの“長男代わって”依頼ですね。
公式の説明では「放送されたのは演出であり、家族のリアルな姿そのものではない」とのこと。
番組側も「深く反省しています」と謝罪文を掲載しました。
依頼の内容は、小学6年生の長男が「一日だけ次男になってみたい」というもの。
6人兄妹の長男が、家事や育児に奮闘する姿を“せいやさん”が代わって体験するという流れでした。
たしかに、子どもが「長男疲れた」なんて言う時点で胸がザワッとします。
ただ、問題は放送内容以上に、その後に発見された“親のSNS”。
そこに書かれていた投稿がまあ…びっくりするほど直球で、視聴者の怒りに火をつけました。
子どものことを「臭い」「ブス」と表現したり、鼻血を出してる姿を笑いものにするような投稿が見つかり、SNS上は大荒れ。
正直、放送内容よりもこのSNSの“素の言葉”の方がキツかったです。
テレビでの演出がどうこう以前に、日頃の言動がそのまま記録されていて、しかも公に見える形で残っているわけですから。
「これはもう演出じゃ済まないよね」という空気が広がるのも無理はありません。
しかもそれが“たまたま”じゃない投稿の数々だったから、余計に信頼を失ってしまったように感じます。
SNSって、ちょっとした本音がポロっと出やすい場所ではあるけれど、それが全国ネットの放送とつながって“現実味”を持った時、影響力が一気に跳ね上がるんですよね。
ネットの声も、「自分の親じゃなくてよかった」という言葉があちこちに。
これは演出以上に、SNSというリアルな記録が突きつけた現実だったのかもしれません。
探偵ナイトスクープの“演出”とは?番組側の説明に違和感
番組側は「これは演出なんです」と、何度も説明しています。
けれど視聴者の間では、「いやいや、それで納得できる?」という声が広がっているのが実情です。
ここでは、番組が説明した“演出”の中身を見ながら、なぜそれが逆効果になったのかを探っていきます。

「米炊いて7合」発言と父親の外出シーンは演出だった
今回、特に話題になったのが、母親の「米炊いて、7合」という一言。
「これ、リアルだったらヤバすぎない?」と思った人は多かったはずです。
けれど、番組の説明によれば、これは“日常に戻るための演出”だったそう。
また、父親が乳児を家に残して外出する場面も、演出的な構成によるもので、実際の家庭の様子とは違うとのことでした。
とはいえ、あのシーンが放送されたことで、「あの家では本当にそういうことが起きている」と受け取った人も少なくありません。
一度映像として世に出ると、それがどれだけ“演出”だと説明されても、見た人の印象はなかなか拭えないものです。
演出の意図が伝わるどころか、逆に「都合の悪いところだけ後出しで釈明してる?」と不信感を持たれてしまったようです。
次の見出しでは、放送内容以上に注目された“親のSNS投稿”について、具体的にどんな内容が問題視されたのかを見ていきましょう。

親のSNSが炎上の原因に?ネットで指摘された“ネグレクト疑惑”
SNSで燃えた理由、それはズバリ「投稿内容のヤバさ」です。
番組内容そのものよりも、むしろ親の投稿のほうが視聴者の怒りを呼んだ、そんな構図が今回の騒動にはあります。
ここでは「ネグレクト疑惑」とまで言われるようになったSNS投稿の中身を深掘りしていきます。
SNS投稿に見える「毒親」的言動とは
SNS上で発見された親の投稿は、子どもを思いやるというより、ネタ扱いするようなものが目立っていました。
「臭い」「ブス」など、外見を揶揄するような表現。
鼻血が出ている子どもの写真をアップして、それを茶化すようなコメント。
正直、どこをどう見ても「愛情があるようには感じられない」と感じた人が多かったのも納得です。
こうした発信が積み重なって、「これはただの演出じゃないよね?」「本当にネグレクトなんじゃ…」という疑惑に発展していったわけです。
テレビは一時的なものですが、SNSは残る。
しかも今回は、そうした“過去の発言”がごっそり掘り起こされてしまいました。
SNSの破壊力、恐るべしです。

「ブス」「臭い」など子どもへの暴言投稿の実態
批判の大きなポイントは、子どもに対する言葉の選び方でした。
親が日常的に「ウチの子、ほんと使えない」といった発言をSNSに書き込んでいた形跡もあり、
視聴者からは「こんな言葉が家庭内で当たり前になっているのなら、それこそ問題だ」との声が相次ぎました。
こうなると、もはや“演出”という言葉ではカバーできない領域です。
視聴者が抱いた疑問は、「これはテレビの問題というより、家庭環境そのものじゃないか?」という部分に向かっていました。
ここから、話題は自然と“ヤングケアラー問題”へと広がっていきます。
「ヤングケアラー問題」とは?今回の件で注目された社会課題
SNSの燃え方を見ていると、単なるバラエティの話ではなく、
「社会問題として扱うべき案件なのでは?」という声も多くなってきました。
特に浮かび上がったのが“ヤングケアラー”という言葉です。
「長男が家事育児を担う」状況が炎上した理由
小学6年生の長男が、弟妹5人の面倒を見ながら家事もこなしている——
その状況自体に違和感を持った人が多かったようです。
放送では明るく描かれていましたが、「実はこれ、ヤングケアラーでは?」という指摘が出始めます。
そもそもヤングケアラーとは、家庭内で大人が担うようなケアを日常的に行っている子どものこと。
まさに今回のケースがその定義にぴったり当てはまっていたわけですね。
一部の視聴者からは、「面白おかしくする内容じゃない」と批判されても無理はありません。
行政の動きと世間の関心の高まり
ここまで騒動が広がったこともあり、一部自治体では「情報提供があれば動く」といった声明も出ています。
番組がきっかけで、埋もれていたヤングケアラーの実態が可視化されたという側面も否定できません。
家庭内の問題をバラエティとして扱ったことの是非を問う声は今後も続きそうです。
さて、ここまで読み進めて「うちの家庭は大丈夫かな?」と心配になった方もいるかもしれません。
次のセクションでは、炎上の根本原因ともいえる“親のSNS”が持つ影響力について考えていきます。
親のSNSが“デジタルタトゥー”に?今後の課題と視聴者への教訓
SNSに投稿した言葉は、たとえ忘れても、誰かが覚えています。
一度ネットに残ったものは、まさに“デジタルタトゥー”。
今回の騒動は、その怖さと責任を改めて突きつけたと言えるかもしれません。
一度投稿したSNSが子どもに与える影響
家庭の内情や子どもに対するネガティブな発言がネットに残ることで、
一番傷つくのは、他でもないその子ども自身です。
もし将来、子どもが自分のことを「ブス」と書かれていた投稿を見たら、どんな気持ちになるでしょうか?
それは、教育どころか信頼関係すら壊しかねない爆弾にもなります。
「ちょっと面白いかな」と思って投稿した内容が、
その子の将来にまで影を落とすこともある。
そう考えると、SNSに書き込む前にひと呼吸置くことの大切さを感じます。
家庭内の問題をSNSで晒すことの是非
家の中のことを、誰に向けて発信するか?
この問いが、今回の件を通して改めて浮かび上がってきました。
SNSは便利だけど、誤解されやすくもあります。
ちょっとした愚痴のつもりでも、見る人にとっては“リアルな証拠”に見えてしまう。
ましてや、それがテレビ放送とセットで注目された時、個人のSNSが一気に“世論の標的”になることも。
今回の件は、情報発信の自由と、親としての責任のバランスを考えさせられる出来事だったと思います。
