
小川晶 | 前橋市長再選の理由は?
市長がスキャンダルで辞職してからの再選なんて、正直そうそう聞かない話ですよね。
でも小川晶さんは、それをやってのけました。
一体なぜ、前橋市民は再び小川晶さんを選んだのでしょうか?
この見出しでは、そこに隠された2つの理由を探っていきます。
スキャンダル後も勝てたのはなぜ?市民が許した2つの要素
結論から言えば、小川晶さんが再選された背景には「謝罪の姿勢」と「目に見える実績」の両方がそろっていたからだと考えられます。
もちろん、ラブホテル密会疑惑というインパクトの強いスキャンダルがあった以上、普通に考えれば再起は厳しい。
ですが、小川晶さんはその出来事をきちんと謝罪し、頭を下げたうえで選挙戦に臨みました。
こういう時、意外と強く働くのが日本人特有の「判官贔屓(ほうがんびいき)」なんですよね。
反省してる人をこれ以上責めるのは…という心理が、知らず知らずのうちに有権者の中に芽生える。
実は私も過去に、社内でちょっとやらかしたことがあって。
正直に「すみません」って謝ったら、やたら上司からの風当たりが柔らかくなったんです。
その時、「あ、世の中って意外と“謝れる人”に優しいのかも」って感じました。
つまり、小川晶さんがただ開き直るのではなく、真正面から頭を下げて再挑戦した姿勢に、市民の多くが「もう一度任せてみようか」と思ったんじゃないかと。
もちろんそれだけじゃなくて、在任中に実際にやってきたこと、たとえば給食の無償化など、ちゃんと市民の生活に直結する成果があったのも大きかったです。
問題を起こしたけど、仕事はちゃんとしてた。
この「プラス面」がマイナスを上回ったからこそ、再選という結果に繋がったんでしょうね。
実績重視の声も多数!給食無償化などが評価されたワケ
小川晶さんが再選を果たせたもう一つの大きな理由は、「仕事の結果」が市民に伝わっていたからです。
中でも注目されたのが、公立小中学校の給食費無償化。
これは家計への直接的な恩恵になる施策なので、子育て世代を中心に「助かってる」という声がかなり多かったようです。
自分も一児の親として思うんですが、給食費が無料になるって、地味にデカい。
毎月数千円とはいえ、積み重なれば年間でかなりの負担になりますからね。
これをやってくれた政治家ってだけで、ちょっと好感度上がるんですよ。
他にも、災害対策の強化や、デジタル行政の推進なんかも進めていたそうで、
「問題はあったけど仕事はちゃんとしてたよね」っていう評価が、有権者の中で意外と根強かったんだと思います。
つまり、今回の選挙で浮き彫りになったのは、
“多少のスキャンダルよりも、実績がある方を選ぶ”という市民の冷静な判断だったのかもしれません。
さて、ではその市民が託した“前橋市政のこれから”はどうなっていくのでしょうか。
前橋市政の今後はどうなる?返り咲き後の注目政策
小川晶さんが再選されたからには、「やっぱり期待してるよ」という市民のメッセージが込められていると思います。
再びバトンを受け取った以上、今後の前橋市政には、より一層の成果が求められますよね。
注目されているのは以下のような点です:
- 給食無償化の継続と拡大
- 高齢者福祉の充実
- 駅周辺の再開発プロジェクト
- 子育て支援のさらなる強化
- 行政DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
ちなみに個人的に興味があるのは「行政DX」のほうでして。
システムエンジニアとして働いている身からすると、自治体のIT化ってまだまだ遅れてる印象が強いんです。
住民票ひとつとるのにも、窓口で長時間待たされたりとか。
これがアプリでサクッとできるようになれば、市民の満足度はかなり上がるはず。
小川晶さんがどこまで攻めた改革をしてくれるのか、楽しみにしています。
では、ここからは田久保氏との「明暗分かれた選挙戦」を比べていきましょう。
判官贔屓が作用?小川市長と田久保氏の選挙戦略の違い
選挙の結果だけを見れば、小川晶さんは再選、田久保氏は落選。
ですが、その裏にある構造を見ていくと、明確な差がありました。
一番の違いは「有権者との距離感」かもしれません。
小川晶さんは、スキャンダルを認めたうえで謝罪し、自らの言葉で説明した。
一方、田久保氏は「学歴詐称問題」が出た段階で説明責任を果たせず、短期間で辞任となりました。
これ、会社員の評価にも似てませんか?
「失敗したけど、きちんと話して行動する人」と
「何かあったけど、黙って姿を消す人」
この2人なら、やっぱり前者のほうが“もう一回任せてもいいか”って思えるんですよね。
選挙は信頼の積み重ね。
小川晶さんは謝罪で信頼の最低ラインを守り、実績で加点した。
田久保氏は、信頼を回復する前に戦線離脱してしまった。
ここに、大きな違いがあったように思います。
次は、田久保氏の敗因をさらに深掘りしてみましょう。
知名度 vs 無名の戦い|有権者が動いた本当の理由
小川晶さんにはスキャンダルがありましたが、同時に“知名度”もありました。
対する丸山氏(小川氏の対立候補)は、まさに無名のチャレンジャー。
選挙期間が短い中で、その名前が市民の耳に入るかどうかは、正直かなり厳しい戦いだったと思います。
僕も地元で区議選があった時、候補者の名前すら知らないまま投票所に向かったことがあります。
その時、なんとなく名前を聞いたことある人に入れちゃったんですよね…。
つまり、小川晶さんにとって“悪名”であっても、名前が知られていること自体が強みだった可能性があります。
「無名よりは悪名」という言葉がここまでリアルに響いた選挙も、なかなか珍しいのではないでしょうか。
では、今回の地方選挙全体としてどんな傾向が見えたのか?
次は「自民党の支援候補がなぜ連敗しているのか」に迫ります。
地方選挙のリアル|前橋・伊東で続いた自民系候補の敗北
今回の前橋市長選では、自民党の支援を受けた候補が敗れました。
同じようなことが、静岡・伊東市や沖縄・南城市でも起きています。
これ、偶然じゃない気がしませんか?
地方の選挙って、国政と違って“人”を見て投票する傾向が強いんですよね。
だから、政党の看板よりも「この人、何してくれるの?」っていう期待値で選ばれる。
今回も、組織の後ろ盾がある候補より、実績や知名度がある小川晶さんが選ばれた。
個人的には、自民党の地方戦略が少し“古いフォーマット”のままなのかもと思っています。
支援団体や組織票頼みじゃなくて、ちゃんと候補者個人の魅力を前に出さないと、
今の有権者には響かないんじゃないでしょうか。
さて、ここまででいろいろ見えてきました。
でも根本的な話として、有権者ってそもそも何を基準に判断してるのか。
それが見えてきたのが、今回の選挙だった気がします。
スキャンダルは致命傷じゃない?有権者が求める「実績」とは
昔だったらスキャンダルが出た瞬間にアウト、という空気もありましたが、
最近の選挙は少し変わってきたように思います。
有権者が見ているのは、「で、結局この人は仕事できるの?」という点。
謝罪して、実績があるなら、もう一度任せてみようという空気がある。
たとえば自分のプロジェクトでも、多少性格にクセがあるエンジニアでも
成果を出してくれる人なら重宝されることがあります。
“問題があるけど、仕事はできる”という人と
“問題があって、仕事もできない”という人では、天と地の差です。
小川晶さんは前者だった。
田久保氏は後者だった。
それだけのことかもしれませんが、選挙ではその差が致命的になるということですね。
さて、最後にこの選挙が国政へ与える影響も少しだけ見ておきましょう。
地方選と国政の意外な共通点|自民党に広がる危機感
前橋市長選はあくまで“地方選”ですが、実は衆院選に似た性質を持っています。
ひとりを選ぶ小選挙区制だからこそ、候補者個人のイメージや実績が結果を大きく左右するんです。
だからこそ、自民党にとっては今回のような敗北が続くと「ヤバいぞ」となります。
実際、前橋では県知事も国会議員も自民系が強く支援してました。
それでも勝てなかった。
このことが示しているのは、「組織力だけでは勝てない時代が来ている」ということじゃないでしょうか。
僕ら有権者が求めているのは、“選ばれた人がちゃんと仕事してくれること”。
シンプルですが、すごく大事なことだと思います。


