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ぬいぐるみに発信機とは?位置情報で家バレ!水戸ネイリスト事件のストーカー手段!

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目次

ぬいぐるみに位置情報を埋め込む方法とは?

「ぬいぐるみにGPSを仕込んで家を突き止めた」
そんな話、映画やドラマの中のことだと思っていました。

でも、水戸市で起きたネイリスト殺人事件では、まさにその方法が使われたんですよね。
懸賞の当選品を装ってぬいぐるみを送りつけ、中にこっそりGPS機器を忍ばせるという…手口としては悪質だけど、正直かなり“現実的”です。

筆者はシステムエンジニアとして機器の分解とか構造解析もやってきましたが、ぬいぐるみの中に追跡機器を仕込むって、正直「誰でもできてしまうレベル」なんです。
道具もスキルも、特別なものはいらない。

この章では、どんな風に位置情報をぬいぐるみに入れるのか、具体的に見ていきますね。

次は、実際に使われる機器やその埋め込み方法についてです。


GPSタグやAirTagを使う方法

一番よく使われるのは、小型のGPSタグやBluetoothトラッカーです。
代表的なのはAppleのAirTag、Tile、そしてMAMORIOなんかもよく見かけます。

サイズは、ちょうどコインくらい。
直径3cm、厚さは1cm弱。ぬいぐるみの中に入れてもまったく違和感ありません。

手順はシンプルで、ぬいぐるみの縫い目をちょっとほどいて、中にタグを入れてまた縫い直すだけ。
ぬいぐるみの裏側や、タグの中、首元のリボンあたりならまずバレません。

これ、想像よりずっと簡単にできてしまうんですよ。
正直、自分が技術職じゃなくても「これ、悪用できるな」と思うくらいです。

しかもAirTagは、iPhoneが近くにあるだけで位置情報を拾って、ネットワーク経由で送ってくれます。
つまり、加害者本人が近くにいなくても追跡ができるってこと。

これがBluetoothの“群衆トラッキング”の怖さで、例えばカフェとか駅の人混みでも情報が更新されるんです。
知らないうちに“見えない誰か”に行動を追われてると思うと、ゾッとしますよね。

あと、AirTagは一定時間持ち主以外の人と一緒に移動してると通知が来るんですが、これも“設定次第”では気づかれにくい。
Androidだとアプリを入れないとわからないし、通知が来ても意味が分からないままスルーしてしまうケースもあると思います。

市販の道具ひとつで、自宅を特定できてしまう時代。
だからこそ、プレゼントや贈り物を受け取るときは、ちょっと警戒して損はないなって感じています。

仕込み場所として使われやすい部位

GPSやAirTagを仕込むには、「気づかれない場所」が絶対条件です。
その点、ぬいぐるみは絶好のターゲット。ふわふわしてるし、内部も見えにくいですからね。

実際によく使われるのは、こんな場所です。

  • 背中の縫い目の中
  • 首元のリボンやタグの裏
  • 頭の中(おでこ~耳のあたり)
  • 手や足の中(特に左右非対称に感じない場所)
  • お腹の奥の綿の中

僕も昔、仕事で小型スピーカーやセンサーをおもちゃに組み込む設計に関わったことがあるんですが、ぬいぐるみって「外からバレにくくて、いろいろ詰め込みやすい構造」なんですよ。

しかも、重量も分かりづらい。
AirTag1個くらい入ってても、触っても気づきません。
触感も綿のフワフワ感でごまかされますしね。

一番厄介なのは、見た目だけじゃまったく判断できないってこと。
封がされてて「新品っぽく見える」ほど、警戒心がゆるんでしまいます。

次は、どんな追跡機器が使われるのか、具体的に見ていきましょう。


市販されている追跡デバイスの種類

位置情報を送るガジェットは、今やスマホアクセサリー売り場に並ぶ時代です。
ここで、よく使われる代表格を紹介しておきますね。

製品名特徴価格帯位置精度
Apple AirTagiPhone連携、精密検索機能あり約5,000円高め
TileiPhone・Android両対応、音で探せる約3,000〜4,000円中程度
MAMORIO薄型で財布や名刺入れにも入れやすい約3,000円やや低め
GPS BoT子ども向け、月額課金タイプ本体5,000円+月額550円〜高精度

AirTagは特に“静かに追跡”するには最強です。
バッテリーも1年以上持ちますし、ペアリングしなくても誰かのiPhoneが通れば位置が送信される。

TileやMAMORIOは若干精度は落ちますが、こっそり入れておくには十分。
GPS BoTなど月額制の本格派もありますが、今回は手軽さとコスパ重視で選ばれがちなのは前者ですね。

こういった製品は、「なくし物防止」が本来の目的なんですが、裏を返せば“何かを監視する道具”にもなり得るんです。

水戸ネイリスト事件のストーカー手段とは?

この事件は、技術が加害者の手に渡ったときの恐ろしさを改めて突きつけてきます。

2025年12月31日。
水戸市のアパートでネイリストの**小松本遥さん(31)が元交際相手の大内拓実容疑者(28)**により殺害されるという事件が起きました。
小松本さんは妊娠中だったという報道もあり、世間に大きな衝撃を与えました。

そして事件後の調べで明らかになったのが、「ぬいぐるみを使った追跡」という非常に巧妙な手口。
捜査関係者によると、人気キャラクターのぬいぐるみに、位置情報がわかる機器が仕込まれていたそうです。

それが、いわゆる「紛失防止タグ」と呼ばれるタイプの追跡デバイス。
一見、落とし物対策の便利グッズですが、使い方を間違えれば“見えない監視装置”になります。

問題は、ぬいぐるみの送り主が大内容疑者だと分からないように細工されていたこと。
つまり、小松本さんは「元交際相手からの贈り物」だとは気づかないまま、ぬいぐるみを自宅に持ち帰った可能性が高いのです。

県警の調べでは、大内容疑者は事件前、小松本さんの住所を知人に聞いて回っていたという情報もあり、
この“ぬいぐるみによる追跡”が、住所特定の決定打になった可能性があると見られています。

法的にも、こうした手法はすでにアウトです。
2021年の改正ストーカー規制法では、GPSを使った無断位置情報取得が違法とされ、
さらに2025年12月からは紛失防止タグによる追跡行為も明確に禁止されました。

それでも、今回のように“当選品”“贈り物”という形で届くと、受け取る側は警戒しきれません。
「知らない相手じゃないかもしれない」「誰かが好意でくれたのかも」と考えてしまう心理も理解できます。

ですがその“隙”こそが、加害者にとっての突破口だったのかもしれません。

懸賞を装った巧妙な送り方

大内容疑者がとった手口は、まさに“現代的な偽装工作”でした。

ぬいぐるみは一見すると、人気キャラクターのグッズで、ごく普通のプレゼントのように見えたそうです。
しかも、「懸賞の当選品」として届けられていたという点が驚きですよね。

小松本遥さんの“関係先”に送られたこのぬいぐるみは、差出人不明の状態で届いており、送り主が大内容疑者だと気づかれないようにされていました。
つまり、見た目は善意の贈り物。でも中には“監視装置”。
まさに偽装の二重構造です。

おそらく、SNSやネットの懸賞を装い、自然に“家にぬいぐるみが届く状況”を作ったのではないかと考えられています。
実際、懸賞って「なんか知らんけど当たったラッキー♪」くらいの感覚で受け取っちゃう人、多いんですよ。

疲れて帰宅したときにポンと荷物が届いてたら、「まぁいっか」で受け取ってしまうのも無理はありません。

技術者視点で言えば、今回のケースは“送付ルートの工夫”と“技術の悪用”の両立がヤバいんです。
何が怖いって、悪用のための専門知識はほとんど不要ってこと。

誰でも買えて、誰でも使えて、誰でも送れる。
その“簡単さ”こそが、今回の事件の恐ろしさを際立たせています。

では、実際にどのように住所を特定したのか?
次の項目で深掘りします。


実家を経由して自宅を特定した流れ

今回の追跡は、ある意味“非常に現実的”でした。

ぬいぐるみが届けられたのは、小松本遥さん本人の家ではなく、実家
しかも“置き配”という形で、直接顔を合わせることなく届けられたそうです。

こうすると、送り主に対する警戒心もグッと下がるんですよね。
親も「どこかの懸賞か何かかしら」と思って渡してしまう可能性が高いです。

そのぬいぐるみを、小松本さんが何の疑いもなく自宅に持ち帰ったことで、大内容疑者にリアルタイムの位置情報が伝わるようになった。
結果、自宅の場所や生活リズムまで把握されてしまったわけです。

そして2025年12月31日、大内容疑者は小松本さんの自宅アパートへ行き、犯行に及んだとされています。

ここで本当に恐ろしいのは、「ぬいぐるみを持ち帰っただけ」で追跡されてしまったこと。
直接の連絡も、尾行もなく、ただ物を受け取っただけなんです。

もはやストーカーは“目に見えない脅威”になっていると実感します。

次は、さらに身近に迫る“AirTag”や“盗聴器”が仕込まれる事例についてご紹介します。


AirTagや盗聴器が仕込まれるケースも?

ぬいぐるみにGPSが入ってた、と聞いたとき「そんなの都市伝説じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。
でも実は、こういった“プレゼント型監視行為”って、じわじわ増えてるんです。

中でも使われるのが、AirTagや紛失防止タグ、盗聴器といったガジェット系アイテム。

昔は“盗聴器=昭和のドラマ”ってイメージでしたが、今は時代が違います。
数千円で買える小型デバイスが、スマホと連携して位置を特定できちゃう時代なんです。

では具体的に、どんなケースで仕込まれているのでしょうか?


ストーカーによるAirTag悪用の実例

AirTagは、もともと「なくし物を見つけるため」に開発された便利アイテム。
でもその機能が“あまりに優秀”すぎて、ストーカーに悪用されてしまっています。

たとえば——

  • 元交際相手が渡したプレゼントの中にAirTagを仕込む
  • 車のバンパーやタイヤハウス裏に貼り付ける
  • カバンや財布に忍ばせる

しかもAirTagは「誰かのiPhoneが近くにあるだけで位置情報が更新」されるので、加害者本人が近くにいなくても追跡できてしまいます。

Appleは対策として、「あなたを追跡している可能性のあるAirTagがあります」という通知機能を導入しています。
ただし、Androidユーザーには自動通知されないので、専用アプリ「Tracker Detect」を入れていないと気づけません。

“見えないストーキング”が、どれほど身近になっているかが分かります。

では、他にどんな場所や物に仕込まれているのか?
具体例を見てみましょう。


盗聴器が仕込まれやすいアイテム一覧

盗聴器やトラッカーが仕込まれやすい物は、想像以上に多岐にわたります。

  • ぬいぐるみの中
  • お守りやキーホルダー
  • バッグのポケット裏
  • 靴底や中敷き
  • 自転車の泥除け、車のバンパー
  • 郵送されたCDケースや文房具

こうして見ると、「日常に溶け込ませる」ことが目的なんですよね。
普通に受け取ったら、まず気づきません。

自分も以前、電子工作で小型スピーカーをリュックに内蔵するDIYをしたことがあるんですが、やってみて驚きました。
「これ、知らない人が勝手に入れてても絶対気づけないな」と。

だからこそ、「プレゼント=無条件で安心」と思い込まないことが本当に大事なんです。

では、どうやって自衛すればいいのか?
次の章で、今すぐできる5つの防衛策をご紹介します。


プレゼントに潜む「監視の罠」に注意!

知らないうちに、誰かに居場所を知られている——。
そんな状況、考えただけでゾッとしますよね。

ぬいぐるみや贈り物を装って、位置情報を抜き取るような手口がある今、「何を受け取るか」だけでなく「誰からか」を強く意識する必要があります。

ここでは、今すぐできる5つのチェックポイントをご紹介します。


贈り物が届いた時のチェックポイント

  1. 差出人不明、または知らない企業名の荷物は開封前に確認
  2. 不自然に重い、硬い、電子音がする場合は絶対に開けない
  3. 懸賞当選品などの覚えがなければ、まず調べる
  4. 可能なら開封前に警察や家族に相談
  5. スマホでAirTagなどの“知らないトラッカー”が検出されていないかチェック

たったこれだけでも、危険を避ける助けになります。

とくに**「これ誰からだっけ?」という違和感は見逃さないでください。**
人間の“嫌な予感”って、意外と当たるんです。


相手を特定するための偽装手段とは

加害者が使うのは、単純な“差出人偽装”だけじゃありません。

  • 親しげな名前(例:「○○ちゃん」など)を使って警戒を解く
  • SNSで共通の知人名を使って信頼を得る
  • 実家や職場など“本名で届くと違和感がない場所”を狙う

このあたりも技術というより“心理戦”なんですよね。
相手が一歩も接触せずにこちらを追い詰めてくるのが、今回の事件の新しさです。


被害を防ぐためにできる5つの対策

  1. 「宅配物の受け取り」は慎重に
  2. 実家や職場の人にも、「怪しい荷物は開けないで」と伝えておく
  3. スマホの“トラッカー検出”を常にONにする
  4. 贈り物の中身が不明な場合は、すぐ開封しない
  5. 過去に関係のあった相手からの贈り物は受け取らない

「やりすぎかな?」くらいでちょうどいいです。
今の時代、こういう“予防線”があなた自身を守ることにつながります。

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