luzさんが死去｜突然の訃報と公式発表の内容とは？
2025年8月19日、人気歌い手のluzさんが32歳という若さで急逝されたというニュースが、ファンの間を一瞬で駆け巡りました。
翌日20日には、所属事務所ESPERANZAから公式サイトを通じて正式に訃報が伝えられました。
「突然の出来事に、関係者一同、深い悲しみに暮れております」とのコメントが掲載され、関係者の動揺の深さがそのまま伝わってきますね。
筆者は、職業柄ITニュースやSNS動向を日々追ってるタイプなのですが、X（旧Twitter）のトレンドが真っ黒になるくらい一気に「luzさん」の話題が上がったのを見て、本当に衝撃を受けました。
ファンはもちろん、歌い手界隈に詳しくない層にも影響を与えるほどの出来事だったのは間違いありません。
しかも、報道では死因については明かされておらず、ご遺族の意向で葬儀は近親者のみで執り行われるとのこと。
ある意味、情報社会にありながらも“静かに見送ってほしい”という姿勢が、逆に心に沁みました。
この後は、公式サイトで発表された内容をもう少し詳しく見ていきます。
所属事務所による発表内容
事務所が公表したのは、luzさんの本名「帯刀光司」さんが2025年8月19日に亡くなったということ。
言葉はとても丁寧で慎重に選ばれていて、「突然の出来事」としか説明されていません。
この表現の曖昧さが、かえって深い悲しみと現実の重さを際立たせているようにも感じます。
個人的には「公式発表だけで全てを語りきれない理由」が、きっとあるんだろうなと察してしまいました。
SNSで活動していたアーティストならではの距離感…それが近すぎて、遠くなると余計に喪失感が大きくなるんですよね。
なお、luzさんが予定していた「ANNIVERSARY LIVE XV」は、発表と同時に中止が決定されました。
このあたり、運営の判断も早かったですし、裏でどれだけ混乱があったのか…想像に難くありません。
luzさんの本名・年齢・出身地などプロフィールまとめ
luzさんのファン歴が浅い方にとっては「本名ってなんていうの？」「どこの出身？」という疑問があると思います。
ここでは、そのあたりの基本プロフィールをお伝えしますね。
luzさんの本名と出身地は？
luzさんの本名は帯刀光司（たてわき こうじ）さんです。
2023年7月23日の自身の誕生日に、初めてSNSで本名を公開されたというのも印象的でした。
出身地は福井県。
あまりアーティストとしての出身地が注目されるタイプではなかったですが、地元愛は強く、2021年には「ふくいブランド大使」にも就任していたんです。
福井といえばカニと恐竜のイメージを持っていた筆者ですが、そこに“歌い手luz”という新たな誇りが加わったと言ってもいいかもしれません。
福井県でのルーツと地元での活動
luzさんが地元で何か大きなライブを開催したわけではありませんが、SNS上での「福井トーク」はちょいちょい話題に出てました。
特に「雪がすごい」とか「レイくん（飼ってる猫）がこたつから出ない」とか、妙にリアルで親しみのある投稿が多かった印象です。
筆者も田舎出身なので、「地元の話題をちょこちょこ出すアーティスト＝信頼できる」みたいな謎の信頼感があります。
続いては、luzさんの音楽活動と代表的なプロジェクトについてお話します。
luzさんの経歴と代表的な活動歴｜XYZ TOURやRoyal Scandal
luzさんの名前を知らなくても、「XYZ TOUR」と聞けばピンとくる人もいるかもしれません。
実は、彼…ではなく、luzさんがそのオーガナイザーを務めていたイベントです。
XYZ TOURのオーガナイザーとしての活躍
XYZ TOURは、ニコニコ動画やYouTube発の歌い手たちが全国を回る人気ライブイベント。
筆者は一度、名古屋のXYZツアーに足を運んだことがあるんですが、まぁ観客の熱気がすごかったです。
しかも、luzさんはパフォーマンスだけじゃなく、イベント全体のプロデュースや裏方も関わっていたというのが驚き。
まさに“現場を回せる歌い手”だったんですね。
エンジニア界隈で言えば、コードも書けて営業もできて、さらにプレゼンも得意な人みたいな万能型。
いや、マジで貴重な人材です。
Royal Scandalでの音楽活動と人気の背景
もう一つ忘れちゃいけないのが、クリエイターユニット「Royal Scandal」での活動。
奏音69さんやRAHWIAさんと共に、“音楽×物語×ビジュアル”の世界を作り出していました。
ちょっと大人っぽい世界観と中毒性のあるサウンドが、特に10代後半〜20代に刺さっていた印象です。
ただ、このユニットもluzさんの逝去により、2024年には活動体制を大きく変えることになりました。
ここからは、luzさんの若き日のエピソードをたどります。
luzさんの学歴や学生時代のエピソード
学歴に関しては公表情報が少なめではありますが、いくつかのエピソードから推測できる部分もあります。
高校で軽音部に所属し歌い手の道へ
luzさんは高校時代に軽音楽部に所属し、最初はギター志望だったそうです。
ところが、バンドにボーカルがいなかったため「とりあえず歌ってみた」のがきっかけ。
その“とりあえず”が、結果的に何百万人もの心を震わせる声になるんだから、人生って分かんないものです。
筆者も高校時代、プログラミングをやりたくて情報処理部に入ったら、なぜかサーバー管理を任されて以来、気づいたらインフラ屋ですから…共感しかないです。
影響を受けたアーティストはJanne Da Arc
luzさんが特に影響を受けたアーティストとして挙げていたのが、Janne Da ArcやAcid Black Cherryのyasuさん。
なるほど…あの色気ある歌声や、切なさの演出は、そこから来てるのかと納得です。
次は、同じ歌い手界隈との交流について紹介していきます！
luzさんのまふまふとの関係や交流について
ファンの中でも人気の話題だったのが、「luzさんとまふまふさんの関係ってどんな感じ？」というところ。
この2人はかなり親しい仲だったようで、SNSやライブでもたびたび絡んでましたね。
そらる、天月などとの交友関係
luzさんは、まふまふさんだけでなくそらるさん、天月さん、浦島坂田船、nqrseさん、めいちゃんなどとも親交がありました。
いわゆる“歌い手同盟”的な立ち位置で、コラボも多数。
ファンからは「仲良しグループ感が好き」なんて声もよく見かけました。
「天然キャラ」としての一面とエピソード
まふまふさん曰く、「luzさんは天然のバロメーターが振り切れてる」とのこと。
「ずっと別の世界線から喋ってる感じ」とも評されていたエピソードが話題で、MC中に予想外の発言をして周囲が戸惑う…なんてこともあったとか。
こうした“愛されキャラ”も、彼…じゃなくてluzさんの魅力のひとつでした。
次に、やはり避けて通れない「逮捕歴」について見ておきましょう。
逮捕歴とその後の謝罪、復帰の道
2024年初頭、ネット上をざわつかせたのがluzさんの薬物所持による逮捕でした。
正直、ファンにとっては信じられないニュースだったと思います。
向精神薬取締法違反で逮捕された経緯
この件で所属レーベルのポニーキャニオンとの契約も解除されるなど、luzさんにとってはキャリア最大の危機だったと言えるでしょう。
筆者のような堅めの業界でも、正直「えっ、luzさんまで？」と騒然としました。
判決・謝罪と復帰後の活動について
2024年5月には懲役1年8ヶ月・執行猶予3年の判決が下され、本人も謝罪文を公表。
その後は活動を再開し、2025年には「ANNIVERSARY LIVE XV」の開催も予定されていました。
まさに“これから”というタイミングだっただけに、突然の訃報が与えた衝撃はあまりにも大きかったのです。
では最後に、luzさんが残した最後のSNS投稿と、それを見たファンの反応を紹介します。
luzさんの最後のSNS投稿とファンの反応
SNS世代のアーティストであるluzさんにとって、X（旧Twitter）はファンと心を通わせる大切な場所でした。
そんな中、亡くなる2週間前に投稿された内容が注目を集めています。
不穏な投稿の内容と反響
2025年8月6日、luzさんはこう投稿していました。
「本当に全てに限界来てる
いつこの呪いから解き放たれるんだろう
光なんてもうとっくにないんだよ」
この投稿を見て、「何かあったのかな」と心配していたファンも多かったようです。
しかし、そのわずか2週間後に訃報が届くとは、誰も想像していなかったはずです。
エンジニアの世界でも、ストレスで離職やメンタルダウンは珍しくないですが、命に関わるケースとなると、本当に他人事じゃないなと痛感します。
ファンから寄せられた追悼の声
SNSでは、#luzさんありがとう というハッシュタグが一時トレンド入り。
ファンからは、
- 「声に救われたこと、忘れません」
- 「これからもずっとluzさんの歌を聴き続けます」
- 「光なんてもうとっくにない、の言葉がずっと頭から離れない」
といったコメントが相次ぎました。
luzさんが遺した歌声は、これからも多くの人の心を癒し続けるはずです。