きららさんってどんな人?地下アイドル時代と話題の経緯

アイドルと聞くと、ステージ上でキラキラ輝く笑顔や、ファンに囲まれてキャーキャー言われる華やかな姿を思い浮かべがちですが、きららさんの人生はまるで逆。スポットライトの裏側で、本気でサバイバルしていた人です。
名前は「きらら」。芸能活動は地下アイドルとしてスタートし、イベントやSNSを通じてファンとの距離が近い“親しみ系アイドル”として地道に活動していました。
しかし知名度が一気に跳ね上がったのは、テレビ番組『ザ・ノンフィクション』での出演。そこで衝撃のエピソードが明かされます。
なんと、鳥のエサを食べて生き延びていたというのです。
しかもネタでも演出でもなく、リアルな話。理由はシンプルで、「お金がなかったから」。信じていた人に裏切られ、お金も人間関係も失って、いわば社会のすき間で踏ん張っていた時期だったようです。
アイドル活動というのは、意外にもお金がかかります。衣装、交通費、遠征費、撮影、イベント参加…そのわりにギャラは雀の涙、というのがこの世界の現実。
40代で長年システムエンジニアとして働いてきた身から見ると、芸能とは真逆の堅実世界ですが、「報われるとは限らない」「頑張ってるのに生活は苦しい」という構図、どこか似ています。
きららさんのブログやインタビューを見る限り、どこか抜けていてユーモラス。
でも芯の強さや優しさも感じられる。
そんな人柄に惹かれるファンが多かったのも納得です。
地下とはいえ、誰かに元気や希望を与える仕事ってすごいことだと思います。
婚約者Kさんとの出会いと順調だった交際初期
きららさんはある日、Kさんという男性と出会い、やがて婚約関係にまで発展しました。
当初の関係は良好で、お互いの歩幅を合わせようとする様子が随所に見られます。
Kさんはお酒を飲まないタイプで、断酒歴もあるとのことでしたが、きららさんが飲むことには「大丈夫ですよ」と言っていたそうです。
旅行に行ったり、誕生日を一緒に祝ったり、SNSでも仲睦まじい姿が見られた2人。
忘年会の直前までは「順調です」と語っていたきららさんですが、その直後、Kさんから突然の「破局しました」メールが届きます。
このあたり、システム開発で言えば“仕様通りに動いていたコードが突然バグる”ようなもの。予兆がなかったわけではないけれど、唐突感が強すぎる。
破局の理由は宗教団体と価値観のズレ
決定的な転機となったのは、Kさんが「一緒に行きたい」と提案してきた、とある宗教団体の施設への訪問でした。
最初は勧誘目的ではなく、ただ「知人にすすめられて行ってみたい」という雰囲気だったようです。
しかし、施設を訪れたあと、きららさんにも通信講座の受講をすすめるように。
ここで「ちょっと待って」と違和感を覚えたきららさんは受講を断りました。
するとKさんの態度が一変。「講座を受けないなら別れてください」と言い出したのです。
この展開、ソフトウェアに例えると「利用規約に同意しないなら、ログインできません」的な強制仕様変更。
柔軟性ゼロ。人間関係において、これは非常にデバッグの難しい問題です。
「お酒」と「信仰」がすれ違いを深めた
もう一つ、破局の要因として見逃せないのが「お酒」です。きららさんはかなりの愛酒家で、ビール2リットルを日常的に飲むこともあったとか。
Kさんは最初こそそれを受け入れていたものの、宗教団体と接点を持った後、「お酒のある生活」に対する嫌悪感をあらわにしはじめます。
挙げ句には「きららさんの家にあったお酒を勝手に捨てた」とまで語られており、もはや生活習慣というより“人格否定”の領域に。これはもう、価値観の根っこがズレていたということですね。
お酒に関していえば、筆者の周りでも「ワイン1杯がOKかNGか」で揉めた夫婦がいます。飲酒はただの嗜好ではなく、ライフスタイルそのもの。だからこそ、相手がそれを否定すると、自分自身を否定されたように感じるのです。
婚約者に150万円貸した過去と債務整理
話はここで終わりません。実はきららさん、Kさんに対して150万円の貸付をしていたことも告白しています。しかもそのお金は返ってこないまま破局。さらに悪いことに、きららさん自身も経済的に追い詰められ、最終的には債務整理(自己破産)にまで至りました。
これ、完全にデスマ案件です。しかも「お金を貸した上に振られる」というコンボ。技術的負債どころの話ではありません。プログラマー的な視点で言えば「不具合を報告したら、ログを見ずに仕様だと言い張られた」くらいの理不尽さです。
それでもきららさんは前を向く
驚くのは、これだけの修羅場をくぐったにも関わらず、きららさんが全く人間不信になっていないこと。「今後も婚活は続けていきたい」と語り、「性別にこだわらず、人として合う人を探したい」とも話しています。
お酒を一緒に楽しめる人が理想…というのは相変わらずですが、それも含めて「きららさんらしさ」だなと感じます。無理して誰かに合わせるより、自分のスタイルを貫く勇気って、なかなか持てるものじゃありません。
【Q&A】きららさんに関するよくある質問
Q:きららさんの本名は?
A:公表されていません。活動名「きらら」として一貫しています。
Q:現在の活動は?
A:SNSやYouTubeなどを中心に、発信活動を続けています。ライブ活動は休止気味ですが、今後の展開は未定。
Q:宗教団体の名前は?
A:きららさんは具体的な名称には触れていません。配慮として当記事でも記載は控えます。
Q:きららさんのSNSは?
A:ブログやTwitter、YouTubeで「きららさん」名義で検索すると見つかります。
終わりに:人間関係も、人生も「仕様変更」はつきもの
今回の一連の出来事、ある意味で「バージョンアップに失敗したプロジェクト」と言えるかもしれません。信頼していたパートナーの考え方がある日突然アップデートされ、自分の生活と合わなくなってしまう。どこにでも起こり得る話です。
きららさんは今、そのクラッシュから立ち直ろうとしています。鳥のエサを食べていた時代を経て、宗教と破局を乗り越え、また新たなステージへ向かっている最中です。
自分らしく、無理せず、でも誠実に。
それがきららさんの生き方のようです。

